マンションにお住まいの方からのご質問です。
今は15ミリの合板フローリングが張ってあり、その下はすぐコンクリートになっており、コンクリート部分を削ることは禁止されています。このような条件でも、無垢フローリングにすることは可能ですか。とのこと。
15ミリの合板フローリングを剥がしてリフォームする場合;
無垢フローリングをお使いいただくことは可能ですが 「ムククル」材木屋のフローリングは、捨て貼り工法(下地を合板で整えた上にフローリングを施工する)を推奨していますので、合板で捨て貼りしていただける環境下かどうかをまず確認します。
注意点としては、合板のフローリングを剥がして コンクリートの上に合板を敷き(12ミリ程度)、その上に15ミリ、または12ミリの無垢フローリングをお使いになった場合今の状態よりも厚く(床が高く)なっても大丈夫か、ということです。
この厚み(高さ)が高くなることでドアや枠よりも高くなり、ドアが開かない、床が建具より高くなる、という事にならないか確認します。
「直張りフローリング」と言って、下地なしに直に貼れるフローリングも販売されています。(追記: 2019年現在直貼りフローリングを取り扱っています。直貼りフローリングの商品はこちら)
15ミリの合板フローリングを剥がさない場合;
15ミリ合板を剥がさないで、現状の合板フローリングを下地に見立てて、その上に無垢フローリングを貼る事も可能です。ただし、合板フローリングを剥がしてリフォームする場合と同じく、現状の床よりも15ミリ高くなりますのでそれでも大丈夫かを確認します。