無垢フローリングを使用するにあたり気をつけることはありますか?

無垢フローリングをお使いになるのがはじめての方は、無垢フローリングって、施工が難しそうとか、反りそう、とかご心配が多いかと思います。

無垢だからといって何もむずかしくお考えになることはありません。
施工上のご注意としては、
・商品がとどきましたら開梱して現場の湿温度になじませてから貼り始めること
・ボンドと釘を併用して施工すること
・貼る際はフローリング同士の隙間をきつくびったりとつけすぎず、
　名刺程度の隙間をあけながら施工を行うこと

などです。 無垢のフローリングは木呼吸しますので、時期によっては多少動くということを ご留意ください。
10年以上前　まだまだ合板のフロアが主流で、無垢フローリングなんて使う人いるの？という時代に、国産のフローリングならまだしも、海外からのものは暴れてしょうがないなどとよく言われたものでした。その時代、合板のフロアだって本当は同じ。まだまだ　開発段階だったと思います。
また海外では、昔から無垢のフローリングが使われてきているのです。

無垢のフローリングはなぜ暴れるのでしょうか。
それは、木の持っている素質と施工する場所の環境の温度差が、大半の理由ではないでしょうか。日本には四季があり、１つ１つの季節では、湿度や温度など、さまざまです。施工する時期によっても本来施工方法は、ちょっとずつ変える必要がある位です。

無垢の木は　呼吸をしているのです。
木の呼吸を　施工する現場の環境が　受け入れてくれれば
段々と歩調もあってくるのでは？

無垢のフローリングを使いたい。でも怖い。
そんな風に難しく考える必要はないのでは？