無垢材は反ると聞いたのですがとか
無垢材は反るので 使えないという声を
聞くことがたまにあります。
答えは? 無垢材は 反ります。
条件によって違いますが 多かれ少なかれ反ると、思っておいたほうが無難でしょう。
元々天燃木は反ります。 それは生きている証。木は切ってしまった後も呼吸を続けているのです。反る主な理由は
・空間と空間の温熱環境差(湿度などを含む)
・使われている樹種の個性(収縮率など)
です。
しかしこれらの特性を考慮し 無垢フローリングとして、使用できるように乾燥、養生した部材を使うことで、言ってみればフローリングとして生きていけるように調整しているのです。また理論的に言えば、温熱環境、つまり温度や湿度が均一なら反ることはないと思います。
また一枚のフローリングが大きいほど反りも大きくでます。これは木そのものの持っている収縮率という特性が原因です。しかしフローリング材として採用されている樹種は、フローリングとして適しているから、使われているというのも
事実。しかし 適切な施工とお取扱いをしていただければ、ひどくフローリングが暴れたり、突き上がったりということはありません。
無垢フローリングと付き合うからには ごくわずかな目隙、反りなどは無垢材の特性と考えて 受け入れてあげてください。