前回 お話した なぜ無垢のフローリングを使用してもらえないのかに続いて 今回は 無垢のフローリングを採用してもらうには!をご説明しましょう。
まず、新築、リフォームに係わらず、無垢のフローリングの採用を決めたら、または検討しているのなら、打ち合わせの最初からその意思を設計士さん、または業者さんに伝えることです。
新築の場合、当然プランを立てた後、設計図が作成されます。図面がすべて出来上がっているということは、構造計算等がすべて行われた後。 そこに、たかが3ミリであろうと、厚みの違う無垢フローリングを採用したいと言っても、到底そう簡単に受け入れられるものではないのです。これだけの変更で、設計士さんの手間隙は相当なものです。今では、確認申請だとか色々なお役所仕事もここに加わってきます。申請をして、許可がでているものを変更など、そう簡単にできるわけもありません。コスト面を考えても同じです。
ですから 無垢フローリングのご使用をお考えでしたら、まず、その意思を先に伝えることが先決です。
リフォーム業者さんや工務店さんの中には、無垢フローリングを使用しないと決めていらっしゃるところも多々あります。選べるのであれば、無垢フローリングを使ってもらえる業者さんをお選びになることも1つです。
また、ハウスメーカーさんなどでは、標準仕様として採用する建材などは、業者と価格を見積もりをして、年間で何戸分程度発注するからといって、割引などを受けている為、標準仕様を勧めるのが当然なので、この辺りも、最初から可能かどうかの話し合いをしておくことが大きなポイントです!