ナラ上がり框をリフォームした現場から、完成画像が届きました。
こちらの現場では、玄関のまわりの軽量鉄骨が虫食い被害にあい、框を失ってしまったそうです。お施主様が、DIYで框をリフォームされました。
玄関の幅にピッタリと框が施工されていましたので、長いままの上框を施工しようとすると横の壁につかえてしまい入りません。そこで、お施主様が考えだしたのが、框を2分割にカットし、設置後に再接合して納める、という方法です。接合部には、収納家具を置くので、一見では、そのような大胆な(!)施工をしたことはわからないでしょう。
お施主様からの言葉
「丁寧な梱包で注文通りの形状になっており助かりました。
軽量鉄骨が白アリ被害で框を失ったことで、(新型コロナウイルスの給付金の) 10万円の後押しで、修理にチャレンジしてみました。十分な道具がないので隙間が残りましたが キッチリした角度で貴社の加工がされていたおかげで捩れなく満足の収まりとなりました。切断をお願いして本当に良かったです。」
框部とフローリングの高さを合わせるために、框の裏側面ににカキ加工をつけることはあっても(今回も加工が付いています)、角度をつけて切断を請けるケースは、あまり経験がありませんでした。複雑な加工なため、正直なところ、現場の写真を見るまでは、どのように施工するのか気になっていました。画像を送って頂き、びったりと元通りになっている上がり框をみて、ほっとしたと同時に、なるほど! と思いました。
N様、どうもありがとうございました。
施工ギャラリーにも写真を掲載しました。ぜひご覧ください。